NTTの電話回線工事とはどんな工事?作業内容や工事料金などを分かりやすく解説(アナログ・ISDN編)

NTTの電話回線工事とはどんな工事?作業内容や工事料金などを分かりやすく解説(アナログ・ISDN編)

ことみ

固定電話を利用したいので工事を申込みましたが作業内容や工事に掛かる時間、工事日当日までに事前に準備しておく事を教えてほしいです

最近では携帯電話があるから固定電話は不要と言う方も多いですがあれば便利な固定電話そして電話やFAXを利用する為にはメタル線を使った(アナログ・ISDN回線)、ひかり電話、ケーブルテレビ、おうち電話(無線固定電話)などの選択肢がありますが

電話回線を使う為の工事料金、毎月の通話料などを考えるとどれがいいのか?分からなくなりますよね。

みこと

今回は固定電話を利用したいけどどれを選択すればいいのか迷っている方向けにメタル線を利用した(アナログ、ISDN回線)について解説します

メタル回線とは

メタル回線とは同船を利用した通信用ケーブルの事で従来の電話回線(アナログ、ISDN)のことを指します。最近では光ファイバーを利用したインターネットと電話回線が普及しているため

区別する為にメタル回線と光回線と分けて呼ばれています。

メタル線を利用したインターネット回線は通信速度はダイヤルアップ接続アナログモデムで最高56kbpsまで、ISDNで64kbps〜128kbpsまでと(INSネット64の場合)から光回線が普及する以前は電話回線があればNTTの局内工事のみで利用できる

ADSL(下り最大50Mbps・上り最大5Mbps)や建物のMDFまでは光ファイバーその先は既存のメタル線を利用した光回線マンションタイプVDSL方式(最大速度100Mbps)などがあります。

アナログ・ISDN回線とは

アナログ回線とは家庭用の電話・FAXや法人向けにビジネスフォン・PBXなどに電話番号を収容して利用したり電話番号を各NTTの収容局を経由して相手に音声を伝える事ができます。

ISDNとは(Integrated Services Digital Network)サービス総合ディジタル網で主な特徴はTA(ターミナルアダプタ)を利用して1つの電話番号を2回線同時に通話する事ができるのでビジネスフォン・PBXに収容する以外に家庭用の電話とFAXを個別に使いたい方にお勧めです。

アナログ・ISDN回線の月額基本料金と通話料は

アナログ回線基本料金ダイヤル回線プッシュ回線
電話加入権1,450円(税抜)1,600円(税抜)
加入電話ライトプラン1,700円(税抜)1,850円(税抜)
INSネット642,780円(税抜)
INSネット64・ライト3,030円(税抜)

通話料金昼間夜間深夜
区域内     3分 [8.5円(税抜)]4分 [8.5円(税抜)]
区域隣接~20kmまで90秒[20円(税抜)]     2分[20円(税抜)]
20kmを超え60kmまで1分[30円(税抜)]75秒[30円(税抜)]90秒[20円(税抜)]
60kmを超え45秒[40円(税抜)]1分[30円(税抜)]90秒[20円(税抜)]

アナログ・ISDN回線は時間帯・距離により通話料金が変わるためひかり電話と比べると割高になりますがアナログ電話のメリットは災害時でも電話が繋がりやすい事です。

ひかり電話の場合はひかり電話ルーターのTELポートに電話機を繋いで利用する為電源が必要になりますがアナログ電話の場合はNTTの収容局から電話機まで電気が供給されているため

停電しても電話を使用する事ができるので企業などでは緊急時の重要度が高い電話回線はアナログ回線を利用していき場合が多いですが無停電電源装置(UPS)を利用する事で緊急時にもひかり電話で通話が可能になります。

ISDN回線でTAターミナルアダプタ(INSメイトV30Slim)などを利用している場合も電源が必要な為停電時は通話できなくなります。

従来のメタル回線を利用したアナログ・ISDN回線はPSTN(Public Switched Telephone Network)公衆交換電話網の電話交換機の保守する部品などが無く維持する事が難しいため2025年を目途にメタルIP電話へ移行しNTTの局内工事のみの切替で建物側は工事不要です。

みこと

アナログ・ISDN回線をひかり電話に切替えないと使えなくなるとNTTを名乗る代理店の悪質な勧誘が多発しているので注意が必要です

電話回線の工事内容(アナログ・ISDN編)

ことみ

電話回線の工事に掛かる作業時間や工事料金はどのくらい掛かるのかが知りたいです

電話工事を申込んだ時に作業時間はどのくらい掛かるのかNTT東日本NTT西日本の受付からは工事料金は1回線辺り11330円税込みで作業時間は1時間前後という説明されますが

実際には、作業時間と工事料金はどこまでの工事なのか?現地の状況次第で作業時間と工事料金が変わってきます。
電話回線の工事内容(アナログ・ISDN編)
1:MDF・保安器荷札渡しまでの工事
2:IDF荷札渡しまでの工事
3:MJ(モジュラージャック)までの工事(既設線利用)
4:MJ(モジュラージャック)までの工事(新規配線あり)

みこと

工事料金は違いますがソフトバンク・KDDIなどNTT以外のドライカッパー回線も工事の内容は同じです

MDF・保安器荷札渡しまでの工事

MDFや保安器荷札渡しまでの工事とはNTTの収容局から建物のMDFや戸建てやMDFが無い建物の場合は最寄りの架空接続端子函から建物の外壁などに保安器を取付けて電話番号の発信・着信試験をおこないMDF・保安器から電話を使う場所まは建物の設備担当や企業の場合は保守しているビジネスフォンやPBXの業者で配線します。

その他には番号取得用にMDF・保安器荷札渡しまでの工事で開通してその後ひかり電話に切替える(番号ポータビリティ)場合はこの流れで工事を申込む方が多いです。

MDF荷札渡しまでの工事に掛かる作業時間は特に問題が無ければ1回線あたり5~10分程で作業が完了します。保安器荷札の場合は最寄りの架空接続端子函から建物の外壁まで配線工事が必要な為現地次第で作業時間が変わります。

MDF荷札渡しまでの工事
MDFや保安器荷札渡しまでの工事料金内訳は:
派遣工事費1000円 + 局内工事費1回線あたり1000円の2200円(税込み)になります。

みこと

MDF(Main Distribution Frame)とは、電話局や集合住宅、ビルなどで、外部に通じる通信回線をすべて収容し、集中的に管理する集線装置です

IDF荷札渡しまでの工事

IDF荷札渡しまでの工事とはMDFでジャンパー接続をして電話回線を使う設置階のIDF(中間配電盤)でNTTの局内と電話番号の発信・着信試験をして電話回線を利用する場所までを建物の設備担当やビジネスフォンやPBXの業者で配線します。

IDF荷札渡しまでの工事に掛かる作業時間は特に問題が無くIDF(中間配電盤)に空きがる場合は1回線あたり10~20分程で工事が完了します。

IDF荷札渡しまでの工事
IDF荷札渡しまでの工事料金内訳は:
派遣工事費4500円 + 屋内配線工事費2400円 + 局内工事費1回線あたり1000円の8690円(税込み)になります。

みこと

IDF(Intermediate Distribution Frame)とは、高層マンションや大規模な商業ビルなど各階にある中間配電盤といわれる設備の事です

MJ(モジュラージャック)までの工事(既設線利用)

MJ(モジュラージャック)までの工事(既設線利用)とはNTT側で電話を利用したい場所まで配線をして電話の差込口を用意してNTTの局内と発信・着信試験をするまでの工事になり

既設線を利用しての工事とはマンションやオフィスビルなどでMJ(モジュラージャック)から設置階のIDF(中間配電盤)までのメタル線が利用できる場合の事をいいます。

MJまでの工事既設線を利用しての作業に掛かる時間は特に問題が無ければ30分から1時間程で工事が完了します。

MJまでの工事で既設線を利用した場合
MJまで(既設線利用)の工事料金内訳は:
派遣工事費4500円 + 屋内配線工事費2400円 + 局内工事費1回線あたり1000円の8690円(税込み)になります。

MJ(モジュラージャック)までの工事(新規配線あり)

MJ(モジュラージャック)までの工事(新規配線あり)とはNTT側で電話を利用したい場所まで配線をして電話の差込口を用意してNTTの局内と発信・着信試験をするまでの工事になり

新規配線工事とはマンションやオフィスビルなどでMJから設置階のIDF(中間配電盤)までのメタル線がない、配線はあるけどリフォームや内装工事をした時に途中で切られて使えない場合は新しく電話線を配線します。

MDFからIDF(中間配電盤)間は基本的には建物側の既設線を利用しますが空きが無い場合は縦の配線も必要になります

新しく電話線を引く場合に掛かる作業時間は実際に現地を見てみないと分からないというのが正直なところで30分で終わる場合もあれば配線するのが大変で半日掛かってしまう場合もあります。

MJまでの工事で新規に配線した場合
MJまで(新規配線あり)の工事料金内訳は:
派遣工事費4500円 + 屋内配線工事費4800円 + 局内工事費1回線あたり1000円の11330円(税込み)になります。

みこと

工事当日は作業時間がどの位掛かるのかは分からないので他の予定を入れないようにしましょう

電話回線の工事ができない場合がある

ことみ

電話回線の工事日が決まったので工事日当日までに事前に準備しておく事を教えてほしいです

電話回線の工事は申込者の手続きミスや建物側の設備不良、NTT側の設備不良のため工事ができない場合があります。工事ができない場合は一度延期にして再工事日調整する必要があります。

〇〇日から回線を使いたい場合は、使いたい日の前日や当日に工事日を予約するのではなく一度延期になっても大丈夫なように余裕をもって工事日を調整しましょう。
電話回線の工事ができない例
1:管理会社に連絡していない
2:建物側の設備不良で工事できない
3:NTT側の設備不良で工事できない

管理会社に連絡していない

工事日が決まったら管理会社に連絡、作業届の提出が必要になります。厳しい建物だと工事日の2週間前(営業日)までに出さないといけない場合もあるので早めに提出しましょう。

工事を申し込んだ時にNTTや代理店の受付にMDFで作業できるように開けといてくださいと言われたのでMDFだけ開けてもらうと作業できない場合がありす。

電話回線の工事をするにはMDF室 EPS室 IDFや建物によっては共用部の点検口などにも通信設備があるで作業ができるように手配をする事が大切です。

作業員が持っている共通キーで開けられる建物であればいいのですが、セキュリティーの関係上ほとんどの場合は建物の専用のカギが必要になりどうする事もできないので工事が延期になります。

みこと

管理会社さんによっては相談すれば工事日に立会って専用部のカギを開けてもらう事ができるので開通できる確率が上がります

建物側の設備不良で工事できない

マンションやアパートの電話回線工事は各部屋に引き込まれている既設の電話線(メタルケーブル)を利用しますが長年の劣化やリフォームした時にメタルケーブルが途中で切られている場合があります。NTT側でメタル線を配線する場合は屋内配線工事費の4800円が掛かります。

みこと

建物によりますがマンションやアパートのメタル線は建物側の設備なので管理会社側で設備を直してからの再工事になる場合があります

NTT側の設備不良で工事できない

NTTの収容局から架空接続端子函やMDFまでのメタル線が設備不良の場合は設備変更をして開通する事ができますが、空きが無い場合はNTTの故障担当で修理かアクセス工事で設備を増設してからの再工事になります。

電話工事とはどんな工事(アナログ・ISDN編)

電話回線の工事はNTTの収容局から建物のMDFや戸建てやMDFが無い建物の場合は最寄りの架空接続端子函からメタル線を引込みます。工事料金と作業時間はMDF・保安器荷札渡しまで、IDF荷札渡しまで、MJまでどこまでの工事かによって変わります。

工事日が決まったら管理会社さんに連絡してMDF室、EPS室などの共用部を開けて作業できるようにする事が大切、MDF室だけでは開通できない場合がある。

工事日の予約は電話回線を使う前日や当日に工事日を予約しないで一度延期になってもいいように余裕をもって工事日を予約する事が大切です。

みこと

電話回線にはアナログ・ISDN・ひかり電話などがありどれにすればいいのか?迷っている方は是非参考参考にしてくださいね

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投稿日2021/01/10 21:00 書いた人 Mikoto Mikaka



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