NTTフレッツ光回線種別ごとの分岐方法と分岐数・最大通信速度や月額料金について解説

ことみ

NTTフレッツ光を申込む予定ですが回線種別によって分岐方法や最大通信速度と月額料金の違いについて知りたいです

NTTフレッツ光を利用するにはONU(回線終端装置)を設置する場所まで配線工事が必要になり光回線と言っても回線サービスごとに分岐数・最大通信速度や月額料金が変わります。

最近ではテレビCMやWebページなどで最大通信速度10Gbpsと大幅に宣伝していますが全ての建物で10Gbps回線を利用する事ができず光回線工事を申込んだときに受付担当者から

こちらの建物ではNTTフレッツ光〇〇方式で最大通信速度は〇〇になりますと案内がありますが

契約内容を把握しないでそのまま進んでしまうとVDSL回線で100Mbpsの回線でそんな話は聞いてないなどの工事完了後にこのようなトラブルが多発しているので

みこと

今回はNTTフレッツ光の回線種別ごとの分岐方法と最大通信速度や月額料金について解説したいと思います

NTTフレッツ光は回線種別ごとに最大通信速度・分岐方法・月額料金が変わる

NTTフレッツ光の回線種別は大きく分けて3つ更に細かく分けると7つに分かれ最大通信速度・分岐方法・月額料金が違いこれは建物の設備によって利用できるサービスが変わります。

光回線は建物の設備によってONU(回線終端装置)を設置する場所まで光ファイバーを引込む・建物共用部までは光ファイバーその先はメタル線・LANケーブルを利用する

この3つのパターンによって最大通信速度に差がでて直接光ファイバーを引込む場合は10Gbps回線を利用する事ができますが

共用部から先メタル線やLANケーブルを利用する場合はNTTの回線サービスでは物理的に最大通信速度100Mbps以上の速度がでません。

直接光ファイバーを引込む・共用部から先はメタル線・LANケーブルを利用するなど回線種別ごとの配線方法によって最大通信速度が変わりますが

サービスごとの何分岐するかによって更に通信速度や月額料金が変わります。

NTTフレッツ光の回線サービスを更に細かく分けると7つに分かれ光ファイバー・メタル線・LANで何分岐するかによって月額料金や通信速度が変わります。

回線種別ごとの100Mbps・1Gbps・10Gbpsはベストエフォートで理論上の数字なので実際には何分岐・時間帯によって変化します。

NTTフレッツ光ファミリータイプはNTT収容局内で4分岐して更に最寄りの電柱や建物内で8分岐(最大32分岐)

戸建・ビルやマンションでもマンションタイプ光配線方式・VDSL方式・LAN方式の設備が無い場合はONUを設置する場所まで直接光ファイバーを引込みます。

ファミリータイプの特徴はマンションタイプと比べると月額料金が少し高めですが

1本の光ファイバーをNTT収容局内で8分岐最寄りの電柱やビル内などのスプリッターで最大８分岐して最大32分岐しますが

マンションタイプ光配線方式とは違い32分岐して全て利用する状況になる事はめったにないので

利用するため曜日・時間帯によって通信速度が異常に遅いなどの差が少ないため高速通信を安定して利用する事ができます。

ファミリータイプの契約で利用できる通信速度サービスは複数あり新サービスのフレッツ光クロスでは10Gbpsの高速回線を利用する事ができます。

※NTTフレッツ光のサービスごとの回線速度と月額料金でインターネットを利用するにはプロバイダとの契約が必要で事業者ごとによって1100円～掛かります。

2020-09-14 光回線の工事内容を分かりやすく解説します(フレッツ光ネクスト・ファミリータイプ編)

NTTフレッツ光マンションタイプ ミニはNTT収容局内で4分岐して更に建物内で8分岐(最大32分岐)

インターネット回線を利用したい建物にフレッツ光マンションタイプミニが導入されている場合とてもラッキーです。

比較的小さいアパート・ビルやマンションで利用できるNTTフレッツ光マンションタイプミニはONUを利用する場所まで直接光ファイバーを引込みます。

分岐方法はマンションタイプの場合複数で分岐するので曜日時間帯によって回線速度が不安定になりやすいイメージですがこのマンションタイプミニの場合は?

ファミリータイプと同じくNTT収容局内で4分岐して更に建物内で最大８分岐で最大32分岐しますが

こちらも光配線方式とは違い32分岐して全て利用する状況になる事はめったにないので

安定した通信が利用でき回線サービスはマンションタイプなので月額料金も安く一番お得なサービスです。

マンションタイプの契約で利用できる通信速度サービスは複数あり新サービスのフレッツ光クロスでは10Gbpsの高速回線を利用する事ができます。

※NTTフレッツ光のサービスごとの回線速度と月額料金でインターネットを利用するにはプロバイダとの契約が必要で事業者ごとによって1100円～掛かります。

NTTフレッツ光マンションタイプ プラン1(最大16分岐)

小中規模のアパート・マンションやビルで8回線以上契約が見込める場合に導入され工事内容はファミリータイプと同じくONUを利用したい場所まで直接光ファイバーを引込みます。

マンションタイプで8回線以上の契約を見込める場合は８分岐のスプリッターの前に同じ建物で回線数が増えた時に増設できるように4分岐するスプリッターを取付けます。

マンションタイプ プラン1ではスプリッター2つで最大で16分岐する為同じタイミングでインターネット回線を利用する人が多くなることから

曜日時間帯によって回線速度が遅くなったりと回線が不安定になりますがその分月額料金が安くなりが今までの経験上全く使えなくなる状況にはならないので

分岐する数が増えるから月額料金が安くお得になります。

※NTTフレッツ光のサービスごとの回線速度と月額料金でインターネットを利用するにはプロバイダとの契約が必要で事業者ごとによって1100円～掛かります。

NTTフレッツ光マンションタイプ プラン2(最大32分岐)

中規模から大規模のアパート・マンションやビルで16回線以上契約が見込める場合に導入され工事内容はファミリータイプと同じくONUを利用したい場所まで直接光ファイバーを引込みます。

マンションタイプで16回線以上の契約を見込める場合は4分岐するスプリッターを取付けその後8分岐スプリッターを4つ取付け1本の光ファイバーを最大32分岐して利用します。

マンションタイプ プラン2では最大32分岐する為同じタイミングでインターネット回線を利用する人が多くなることから

曜日時間帯によって回線速度が遅くなったりと回線が不安定になりますが更に月額料金が安くなりますが私も32分岐のマンションタイプを利用していた時期がありますが

インタネット回線が全く利用できない状態になった事はありません回線速度が不安定でどうしても改善したい場合は100%大丈夫とは言えませんが

マンションタイプ光配線方式で開通出来ている場合は途中までは光ファイバーの引込みルートがありファミリータイプで開通できる可能性があるので

ファミリータイプで開通出来ればラッキーくらいで一度NTTの受付担当に相談するのも良いかもしれません。

※NTTフレッツ光のサービスごとの回線速度と月額料金でインターネットを利用するにはプロバイダとの契約が必要で事業者ごとによって1100円～掛かります。

2020-09-22 光回線の工事内容を分かりやすく解説(NTTフレッツ光ネクスト・マンションタイプ光配線方式編)

NTTフレッツ光ビジネスタイプはスプリッターで分岐しないで独占して使える

直接光ファイバーを引込むサービスで一般家庭で利用する事はなく法人向けのサービスで曜日時間帯関係なく常に安定した通信を利用できるビジネスタイプを紹介します。

フレッツ 光ネクスト ビジネスタイプとは最大概ね1G(ギガ)bpsの高スループットサービスで企業等・法人向けのインターネット接続サービスで

1本の光ファイバーをファミリータイプではスプリッターで最大8分岐マンションタイプ光配線方式では最大32分岐して利用していますが

ビジネスタイプの場合はスプリッターで分岐しないで独占して利用するため安定した高速回線を利用する事が出来ますがデメリットとして月額料金がものすごく高くなり

ギガファミリータイプの月額料金は5,500円前後になりますが単純にビジネスタイプはスプリッターで8分岐しないので月額料金も約8倍になります。

※NTTフレッツ光のサービスごとの回線速度と月額料金でインターネットを利用するにはプロバイダとの契約が必要です。

2021-04-04 光回線の工事内容を分かりやすく解説します(NTTフレッツ光ネクスト・ビジネスタイプ方式編)

メタル線を利用したVDSL方式は最大通信速度100Mbps(最大16分岐)

VDSL（ブイ・ディー・エス・エル）とは「Very high bitrate Digital Subscriber Line(ベリー・ハイ・ビットレート・デジタル・サブスクライバー・ライン)」の略語で

マンションタイプ光配線方式の場合はONU（回線終端装置）を設置する場所まで光ファイバを引込むので最大通信速度ベストエフォートで上り・下り10Gbpsの高速回線を利用する事ができますが

VDSL方式の場合はマンションやアパートなどの集合住宅で光回線を利用する際にNTTの収容局からMDF室・IDF・EPS室など共用部までは光ファイバーを利用し

VDSL装置で信号を変換しその先は最大16分岐しメタル線で信号を送る為物理的な理由で最大通信速度が100Mbpsになります。

※NTTフレッツ光のサービスごとの回線速度と月額料金でインターネットを利用するにはプロバイダとの契約が必要で事業者ごとによって1100円～掛かります。

今現在ではVDSL回線は遅いサービスになりますがauひかりタイプGでは同じVDSL方式でもフレッツ光より約6倍速い回線速度が利用できます。

電話線を利用したVDSL方式でもNTTのフレッツ光VDSL方式の約6倍にとなる通信速度がG.fast（タイプG）という特殊な技術を用いる事で更なる高速通信が可能になり

NTTフレッツ回線より利用できる建物は限られていますが興味のある方は一度auひかりタイプGが対応している物件か確認するのもいいかもしれません。

2020-11-02 光回線の工事内容を分かりやすく解説(NTTフレッツ光ネクスト・マンションタイプVDSL方式編)

LANケーブルを利用したLANタイプ方式は最大通信速度100Mbps(最大16分岐)

マンションタイプ光配線方式の場合はONU（回線終端装置）を設置する場所まで光ファイバを引込むので最大通信速度ベストエフォートで上り・下り10Gbpsの高速回線を利用する事ができますが

LAN方式の場合はマンションやアパートなどの集合住宅で光回線を利用する際にNTTの収容局からMDF室・IDF・EPS室など共用部までは光ファイバーを利用し

LANタイプ装置で信号を変換しその先は最大16分岐しLANケーブルで信号を送る為物理的な理由で最大通信速度が100Mbpsになります。

※NTTフレッツ光のサービスごとの回線速度と月額料金でインターネットを利用するにはプロバイダとの契約が必要で事業者ごとによって1100円～掛かります。

LANタイプ方式の場合は装置自体にモデムの機能がある為部屋側に回線終端装置を設置する事はなく壁のLANケーブルの差込口にルーターを取付けるだけになります。

2021-08-08 NTTフレッツ光回線の撤去工事内容を分かりやすく解説(マンションタイプLAN方式編)

開通できる確率を上げる為には工事内容を把握する事が大切

NTTフレッツ光回線は回線終端装置まで直接光ファイバーを引込む建物共用部まで光ファイバーでその先はメタル線を利用・LANケーブルを利用する大きく分けて3つに分かれ

全てNTTの受付担当に任せきりだと1Gbpsの回線だと思っていたらVDSL・LAN方式の100Mbpsだったなど工事完了後にトラブルになる可能性があるので

インターネットを利用したい建物にはどの回線になるのか工事日が決まったらMDF・IDF・EPS室の開錠する必要があるのかを確認して早めに管理会社・管理組合に作業許可を取りましょう

みこと

今回はNTTフレッツ光の回線種別ごとの分岐方法・最大通信速度・月額料金の内容を把握する事でトラブルなく開通できる確率を上げる事ができるので参考にしてください

2021-01-27 電話や光回線工事の時に開錠が必要なMDF・IDF・EPS室とは何か工事当日はどこを開錠すればいいのかも分かりやすく解説します

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