NTT電話担当から2024年に固定電話が使えなくなるのでひかり電話に切り替えませんかと不安になることを言われましたが本当ですか?
今現在のメタル線を利用したアナログ・ISDN回線で使用している
PSTN(Public Switched Telephone Network=公衆交換電話網)は設備の老朽化や修理するための部品がなく保守管理をするのが難しくなったため
2024年を目途にサービスを終了する予定になっています。
このメタル線を利用した電話回線のサービスが終了する事に目を付けた悪質代理店がひかり電話に切り替えないと電話が使えなくなる・メタル線を利用した電話より月額料金が安くなるなど
不安になる事を言い無理矢理ひかり電話を契約させる被害が多発しています。
今回はNTT東日本・西日本を名乗る悪質代理店に騙されないようによくある手口と注意したいポイントとお得になる契約プランについて解説します
NTT東日本・NTT西日本を名乗る電話や訪問勧誘はただの代理店ですよ
皆さんの所にもNTT東日本・NTT西日本を名乗る電話・訪問勧誘のセールスを受けた事がある方もいると思います
例:悪質代理店の場合は?
NTTの電話担当です本日は2024年に今までお使いになっている固定電話がひかり電話に切り替えないと利用できなくなるので工事費無料で切替工事のご案内をしています。
聞いた事がない代理店なら結構ですとその場で断るかもしれませんがNTTなら信用できるしこのような話があれば契約内容も見直したいし少し話を聞いてみようかなと思いませんか?
そして最終的に断れない状況になって契約してしまう被害が多発しています。
悪質な代理店はどうしても契約とをりたいので話を聞いてもらえる確率を上げるために販売代理店名を名乗る事はありません。
例:普通の代理店の場合は
NTT東日本・西日本の販売代理店〇〇〇のミコトと申します。
本日は今お使いになっている固定電話をひかり電話への切替工事についてのご案内をしています。
販売営業をする時には必ず代理店名を名乗る必要があるため所属している代理店名を教えてくださいと言っても教えてくれない場合は?
強気に今表示されている電話番号から直接NTT東日本・西日本に確認しますけどいいですか?
この一言で悪質代理店から面倒な相手だなと思わせること大切です。
どうしても断れない状況になったら知り合いに詳しい人がいるから一度相談すると言って電話を切りましょう。
ひかり電話に切り替えないと2024年に固定電話が使えなくなるはウソですよ
悪質代理店のよくある手口の一つでひかり電話に切り替えないと
2024年1月以降メタル線を利用したアナログ・ISDN回線の固定電話が利用できなくなると不安になる事を言い強引に契約させようとしますがこれはウソです。
PSTN(Public Switched Telephone Network=公衆交換電話網)は設備の老朽化で保守するのが難しくなったため2024年にサービスが終了しますが
メタルIP電話と呼ばれる新サービスが始まります。
メタルIP電話とは?
メタルIP電話とは公衆交換電話網のNGNへと切り替えのために2024年1月にサービス開始予定のメタル線を利用した固定電話サービスです。
メタルIP電話はNTTの収容局内でPSTN網の装置からメタルIP網の装置に切り替えるだけでその先のご家庭まで引き込まれているメタル線はそのまま利用するので
アナログ・ISDN回線の加入者へ書面の通知後解約の意思がない場合は付加サービスとともにメタルIP電話(加入電話・INSネット相当)の契約に自動的に移行するので
新たに工事をする必要はなく今お使いの電話機もそのまま利用できるので2024年までにひかり電話に移行する必要はありません。
2025年にアナログ・ISDN回線はPSTN網からIP網へ完全移行!メタルIP電話とはなに?ひかり電話に切り替えると月額料金が安くなるは契約内容次第?
メタル線を利用した固定電話からひかり電話に切り替えると月額料金が安くなるのは契約内容次第で半分本当で半分ウソで悪質代理店は一番重要な料金の説明をしないので
契約して初めて通信料の請求書を見た時に騙されたと気が付きます。
ひかり電話 月額利用料金
ひかり電話基本料金 | 月額利用料金 | 月額料金に含まれる通話料 |
基本プラン | 550円 | |
ひかり電話A(エース) | 1,650円 | 528円分の通話最大3時間相当 |
安心プラン | 1,540円 | 1,408円分の通話最大8時間相当 |
もっと安心プラン | 4,290円 | 5,280円分の通話最大30時間相当 |
この表を見てひかり電話の基本プランが月額550円で利用できるなら切り替えたいと思った方は悪質代理店に騙される可能性があります。
ひかり電話を利用するにはフレッツ光の基本料金とオプションサービスと通話料金が掛かりますが悪質代理店の場合は正しい料金の説明がありません。
ひかり電話を利用するための月額料金は?
ファミリータイプ | 5,700円 + 500円 + 通話料 |
マンションタイプ | 4,570円 + 500円 + 通話料 |
ファミリータイプ(ライト) | 2,800円 + 500円 + 通話料 |
マンションタイプ(ライト) | 2,000円 + 500円 + 通話料 |
*ファミリータイプかマンションタイプになるのかは建物の設備しだいです
アナログ回線の基本料金は電話加入権無しのライトプランで月額1850円ISDN回線の基本料金は3030円なのでインターネットを利用しないで
ひかり電話のみで利用する場合はフレッツ光ライトプランの契約でも今まで以上に月額料金が高くなります。
ひかり電話がお得になるのはインターネットを利用するついでに電話も使いたい場合と2番号以上契約している場合で1つの回線にiナンバー(追加番号1つに付き110円)の追加オプションで
2番号利用できるようにする場合はとてもお得になります。
例:アナログ回線を2回線契約して電話とFAXで利用している場合
アナログ回線基本料金1850円×2=3700円
ファミリータイプ(ライト)2800円+基本プラン550円+追加番号110円+ダブルチャンネル220円=3680円
3番号以上になると更にお得になりますがインターネットを利用しないで1番号のみで利用する場合はひかり電話に切り替えないでそのままメタルIP電話に切り替える事をお勧めします。
ひかり電話を利用する為にはフレッツ光の基本料金が掛かる説明がない場合は怪しい代理店だと疑いましょう。
ひかり電話のデメリットは?
悪質代理店は都合の良い事ばかりで申込者側からデメリットになる事を聞かない限り説明はありません。
ひかり電話のサービスが始まったころは一部の電話番号に接続できませんでしたが
今現在では緊急時の警察(110)、消防・救急(119)は問題なく連絡する事ができそれ以外の時報(117)、天気予報(177)などNTTのサービスも問題なく利用する事ができるので安心です
ひかり電話の最大のデメリットは停電時に電話が利用できない事でメタル線を利用した(アナログ・ISDN回線)は電流が流れているためNTTの収容局が停電しない限り電話を使う事ができます。
ただしISDN回線でTA(ターミナルアダプタ)を利用している場合は機種によっては
乾電池を使う事で停電時でも通話が可能ですがフレッツ光のHGW(ホームゲートウェイ)ではUPSなどの予備電源を用意する必要があります。
2024年までにひかり電話に切替えないと固定電話は使えないはウソだけど利用環境によってお得になる
今現在メタル線を利用したアナログ・ISDN回線のPSTN網は設備の老朽化や修理するための部品がなく保守管理をするのが難しくなったため
2024年1月にメタルIP電話に自動的に切り替わりますが
悪質な代理店は固定電話が使えなくなる・月額料金が安くなるなど都合の良い事ばかり言って騙して契約してしまう被害が多発しています。
そして悪質代理店に騙されないためには通信回線についての知識を身に着けて
「この人からは契約取れないな」と面倒な人だと思い込ませる事ができれば被害にあう確率を大幅に下げる事ができるしほとんどの代理店はまっとうなので今現在利用環境を正しく伝えれば
月額料金などを含めた最適な提案をしてくれるので通信環境を整える事ができます。
今回はNTT東日本・西日本を名乗る悪質代理店に騙されないように注意喚起と月額料金を含めてお得になるプランの選び方を紹介でしたぜひ参考にして下さい
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