2025年にアナログ・ISDN回線はPSTN網からIP網へ完全移行!メタルIP電話とはなに?

2025年にアナログ・ISDN回線は「メタルIP網」へ完全移行!メタルIP電話とはなに?
ことみ
ことみ

2024年にアナログ・ISDN回線がメタルIP電話に移行予定と聞きましたが何が変わるのかと事前に準備する事があるのか知りたいです

固定電話でメタル線を利用したアナログ回線・ISDN回線・INS1500回線(光ファイバー)で使用している

PSTN(Public Switched Telephone Network=公衆交換電話網)は

設備の老朽化や修理するための部品がなく保守管理をするのが難しくなったため2024年を目途にサービスを終了する予定になっていますが公衆交換電話網からNGNに切替えメタルIP網を利用した

メタルIP電話という新しいサービスが始まります。

みこと
みこと

今回は2024年1月アナログ・ISDN回線(PSTN網)からNTTの新サービスメタルIP電話に移行するとどう変わるのについて解説したいと思います

なぜ2024年にPSTNからメタルIP網へ移行するの?

なぜ2024年にメタルIP網に移行するのそのままでいいのでは?と言う意見もありますが、どうしても2024年には移行する必要な理由がありPSTN交換機中継交換機・信号交換機を保守するための部品が2015年に製造を中止になり保守対応備蓄・撤去回線の部品を整備して使用していましたがこのままでは2025年には信頼性確保を維持するためのメンテナンスが不可能になるためメタルIP網へ移行する必要があります。

なぜ2024年にPSTNからメタルIP網に移行するのそのままでいいのではと言う意見もありますがどうしても2025年までに完全移行する必要な理由があり

PSTN交換機

☑ 加入者交換機

☑ 中継交換機

☑ 信号交換機

☑ 総合接続交換機

この4つの中の中継交換機・信号交換機を保守するための部品が2015年に製造中止になりここ数年はひかり電話などIPサービスに移行する利用者が多く逆にアナログ・ISDN回線を利用した

PSTN網の加入者が減少しているので余っている保守対応備蓄や撤去回線の部品を整備して使用してなんとか保守ができましたがそれも限界になり

2025年には信頼性確保を維持するためのメンテナンスが不可能になるのでメタルIP網へ移行する必要があります。

メタルIP電話サービスとはなに?

メタルIP電話とはPSTN(公衆交換電話網)をNGNへと切替のために2024年1月にサービス開始予定のメタル線を利用した固定電話サービスで切替えても今まで通り固定電話を使う事ができます。

メタルIP電話の特徴

☑ NTT収容局内側の切替えだけで宅内側の工事は不要電話機もそのまま

NTT収容局から電気を供給するため停電時でも通話ができる

☑ 通話料金が距離に関係なく全国一律8.5/3分 マイライン・割引サービスの終了

NTT収容局内側の切替えだけで宅内側の工事は不要・電話機もそのまま利用できる

メタルIP電話とはPSTN(公衆交換電話網)をNGNへと切替のために2024年1月にサービス開始予定のメタル線を利用した固定電話サービスです。

メタルIP電話はNTTの収容局内側でPSTN網の装置からメタルIP網の装置に切替えてその先のご家庭まで引き込まれているメタル線はそのまま利用します。

アナログ・ISDN回線の加入者へ書面の通知後解約の意思がない場合は

付加サービスとともにメタルIP電話(加入電話・INSネット相当)の契約に自動的に移行するので新たに工事を申し込む必要はなく今お使いの電話機もそのまま利用できますが

これに便乗してアナログ・ISDN回線を利用している方をターゲットに

2024年に固定電話が利用できなくなると不安になる事を言い無理やり光回線を契約させようとするNTTを名乗る悪質な代理店に騙され被害にあうケースが多発しているので

手続き不要で自動的にメタルIP電話に切替わり固定電話はそのまま利用できる事だけ覚えておきましょう

ちょっと待って!!ひかり電話に切替えないと2024年に固定電話が使えなくなる・月額料金が安くなるは嘘ですよNTTを名乗る悪質代理店に注意

NTT収容局から電力を供給するため停電時でも通話ができる

メタル線を利用したアナログ・ISDN回線の最大の特徴は災害時に大型停電が発生してもNTT収容局から電力を供給しているため緊急時にも通話が可能なことで

ISDN回線で利用しているTA(ターミナルアダプター)は停電用に乾電池が利用できます。

ひかり電話の場合はひかり電話ルーターの電源が必要なため停電対策用にUPS(無停電電源装置)を利用しないと電気が確保できないため通話ができないので

普段はひかり電話で緊急時用としてアナログ回線を引いている方もいますが

メタルIP電話に切替わるとIP電話だから停電対策をしないと緊急時には通話ができなくなるのでは不安になる方もいると思いますが

いままで通りメタル線を利用してNTT収容局から電力を供給するので収容局自体が停電しない限り通話が可能です。

通話料金が距離に関係なく全国一律8.5/3分 マイライン・割引サービスの終了

アナログ・ISDN回線からメタルIP電話に切替わると月額料金はどうなるのか気になりますよね。

メタルIP網に切替わってもいままで通りで月額基本料金に変更はありません。

月額基本料金住宅用事務用
1級局1,450円2,300円
2級局1,550円2,350円
3級局1,700円2,500円
INSネット64相当2,780円3,530円

距離や時間帯に関係なく通話料金が全国一律8.5円/3分になりひかり電話とほぼ同じ料金になります。

PSTN網通話料金
区域内8.5円/3分
隣接~20kmまで10円/90秒
20kmを超え60kmまで10円/60秒
60km超え10円/45秒
IP網通話料金
区域内8.5円/3分
隣接~20kmまで8.5円/3分
20kmを超え60kmまで8.5円/3分
60km超え8.5円/3分
国際電話検討中

メタルIP電話に移行する2024年1月にマイラインサービスが終了になります。

マイライン割引サービスとは市内・県内市外・県間・国際の4つの通話区分ごとに電話会社を登録してお得に利用する事ができるサービスで

通話料金が全国一律8.5円/3分の固定になるためサービスが終了になります。

2024年1月からメタルIP電話に移行開始

2024年1からPSTN(Public Switched Telephone Network=公衆交換電話網)はメタルIP網への移行が始まり2025年までに完全に移行しますが

今現在アナログ・ISDN回線の加入者へ書面の通知後解約の意思がない場合はNTT収容局内の切替えだけで宅内工事不要・電話機もそのまま利用できます。

みこと
みこと

2025年にはPSTN網からメタルIP電話に宅内工事不要で局内工事のみで完全移行する事を覚えておきましょう

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