公衆電話は普段から携帯電話を利用しているので一度も使った事がないし今の世の中では別に無くてもいいのでは?
携帯電話が普及する前は少し歩くだけであちらこちらに公衆電話が設置されていました
2021年今現在では駅前・大型店舗・公園・病院など人通りが多い場所には数台設置されていますが
携帯電話を持ち歩く人が多くなり公衆電話を利用する人が減少した為メンテナンス面のコストもあって設置している場所は減少しています。
私はみかかの回線工事をしているのですが公衆電話の撤去と新しい機種への交換が殆どで新たに設置する工事も滅多になく利用する人が少なくなった事を実感しています。
最近ではスマートフォンの使い方は分かるけど公衆電話を一度も使った事が無い方も多くいるそうですが
携帯電話を家に忘れた・バッテリーが無くなった時の普段使から災害時等の緊急時には最も有効な連絡手段になるので。
今回は公衆電話の使い方となぜ災害時に最も有効な緊急連絡手段なのか?を紹介したいと思います
公衆電話とは?
公衆電話とは不特定多数の人が目的として利用しやすい場所に設置されている電話機で10円・100円玉を投入するかテレフォンカードを挿入する事によって通話が可能になります。
公衆電話は全ての国民に対して公平な利用環境を提供するユニバーサルサービスで携帯電話が普及する前と比べると設置場所は減少していますが
市街地では500m四方に1台、それ以外の地域では1km四方に1台置く事が法律で定めている為日本全国で約11万台設置されています。
公衆電話は災害時の有効な連絡手段
公衆電話は東日本大震災以降改めて重要性が認識され災害時に最も有効な連絡手段として注目されている理由は?
災害時には 災害時有線電話になる
普段使っている携帯電話や一般回線は緊急時には回線の混雑を避ける為に一時的に制限を掛けて通信できない状態になりますが公衆電話は災害時有線電話になるの制限なしに利用する事が出来ます。
公衆電話から相手の固定電話・携帯電話に連絡する事は難しいので災害用伝言ダイヤル「171」で安否確認を行います。
NTTの交換局が停電にならない限り通話が可能
公衆電話はNTT東日本・NTT西日本の最寄りの収容局からメタル回線を利用して電力を供給しているので停電時でも電話を掛ける事が出来ます。
ただし停電時はテレフォンカードを利用して電話をする事が出来ないので必要最低限の硬貨を用意しましょう。
公衆電話の使い方
☑公衆電話のかけ方(通常時)
☑公衆電話のかけ方(緊急時)
公衆電話の設置場所を確認する
公衆電話は年々と減少している為何気ない時には見かけるけどイザ使いたい時にはドコに有ったかな?
とならないようにNTTの公式ホームページで公衆電話機の設置場所を検索して事前に自宅や職場周辺の公衆電話が設置されている場所を事前に確認します。
公衆電話のかけ方(通常時)
☑10円玉・100円玉を投入するかテレフォンカードを挿入する
☑相手の電話番号をダイヤルして通話する
☑通話が終わったら受話器を降ろす
公衆電話から電話する時は自宅や職場・家族などのよく掛ける電話番号は携帯電話の電話帳データ以外にメモしておきましょう。
電話を掛ける時は受話器を上げてからでないと硬貨・テレフォンカードは入りません。
コチラは公衆電話の通話料表です10円玉で通話できる時間は短いので10円玉を複数用意する
10円玉を10枚入れて50円分通話した場合はガチャンと10円玉が5枚戻ってきますが100円玉の場合はお釣りがでない為かテレフォンカードを用意しておくことをおススメします。
(豆知識)テレフォンカードを利用して通話が終わった時にテレフォンカードの出口を指でふさぐと入り口から出てきます。
公衆電話のかけ方(緊急時)
公衆電話にはアナログ公衆電話・ディジタル公衆電話が有りますが停電時や緊急通報の操作方法が若干異なります
アナログ公衆電話・ディジタル公衆電話の見分け方は?
☑ディジタル公衆電話:ディスプレイ画面が有る
警察「110」/消防・救急車「119」/災害発生時など緊急時の連絡は硬貨・テレフォンカードは不要で無料で通話する事が出来ます。
☑災害発生時:硬貨・テレフォンカードを投入してダイヤル通話後返金される
☑災害発生時:受話器を上げてダイヤルする
公衆電話の使い方(まとめ)
- 公衆電話は年々設置台数が減少していますが携帯電話を家に忘れた、バッテリーの充電が無くなった等の普段使いから災害時には最も有効な連絡手段になります。
- 緊急時には固定電話と携帯電話の通常回線は制限が掛かり繋がりにくくなりますが公衆電話は災害有線電話になり優先的に連絡を取る事が出来ます。
今回は緊急用の連絡手段としてとても便利な公衆電話の使い方を紹介しました是非参考にしてくださいね
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